
本サイトの管理人で、高専卒業生のマーティーです。
このページでは高専寮で副寮長を務めた僕が「高専寮の疑問について、Q&A形式」で回答します!
高専寮でどんな費用が掛かるのか知りたい保護者の方へ!
「寮費って具体的にどんな費用が含まれているの?」
「一括で支払う費用はあるの?」
「食事や光熱費はどうなっているの?」
といった疑問や不安を抱えていませんか?
高専寮に子どもを預けるからこそ、費用面での不透明さは気になるところですよね。
この記事を読むことで、高専寮でかかる主な費用の種類と内容を把握することができます!
ぜひ最後まで読んで、疑問を解消し、安心してお子さまの寮生活をサポートしてください。



「高専って何?」という方はこちらから👇
本記事は、下記の目次に沿ってQ&Aのかたちで構成しています。
知りたい項目がありましたら、目次をクリックしてお読みください。
また、項目によってはより詳細な説明をまとめたリンクを付けていますので、必要に応じてリンク先もご確認ください。
高専寮の「寮費・費用」についてのQ&A



ここでは、「寮費・費用」についてのQ&Aについて解説します!
様々な角度から質問を考えてはいますが、「知りたいことが載っていない」「こんなことも解説してほしい」など、要望がありましたら下記の「お問い合わせフォーム」ご連絡ください。
Q:月額でいくらくらいかかる?
A:高専の寮費は、月に1万〜2万円程度が一般的です
これに加えて、食費や光熱費が別途かかります。
合計すると、毎月4万〜6万円ほどが目安です。
寮費は高専ごとに異なるため、志望校の最新情報を確認することが大切です。
- 寮費だけで月1〜2万円程度
- 食費・光熱費を含めて月4〜6万円が目安
- 学校によって金額が異なる



僕が在学していた時はもっと安かった記憶がありますが…
それでも一般的な一人暮らしに比べたら安い!
一例として、母校の寮費についてのページリンクを載せておきます。
Q:教材費や学校納入金とは別?
A:寮費は教材費や学校納入金とは別にかかります
教材費は授業で使う教科書や資料代などです。
学校納入金は入学金や授業料、施設使用料などを指します。
寮に入らない学生もいるので、寮費は別で支払いするのが一般的です。
- 寮費と教材費・学校納入金は別料金
- 教材費は教科書などの費用
- 学校納入金は授業料や入学金など
- それぞれ別々に支払う
Q:入寮時に一括で支払う費用はある?(入寮費など)
A:多くの高専では、入寮時に一括で支払う初期費用があります。
主な項目は以下の通りです。
- 入寮費(初年度のみ):数千円〜1万円程度が一般的
- 備品費(ふとん・机・ロッカーなどの使用料)
- 共済会費・自治会費(年間分を一括で徴収されることが多い)
- 寮費・食費の初月分
これらの金額や項目は学校ごとに異なります。
合格通知や案内書類で確認が必要です。
支払期限もあるので、見落とさずに早めの準備を心がけましょう。
- 入寮時は初期費用が一括で必要
- 入寮費・備品費・自治会費などが含まれる
- 内容は学校の案内書類で必ず確認すること
また、参考として母校の寮のページリンクを載せておきます。
Q:寮費の支払いは口座引き落とし?
A:多くの高専では、寮費の支払いに口座引き落としを採用しています
これにより、毎月の支払いが自動で行われて便利です。
一部の学校では窓口での現金払いなど別の方法を取る場合もあります。
支払い方法については、入寮時の案内や学校の担当窓口で必ず確認しましょう。
- 口座引き落としが一般的
- 学校によっては現金払いなどもある
- 支払い方法は事前確認が必要



母校の寮では「口座引き落とし」でした!
Q:夏休みや冬休みの間も寮費はかかる?
A:多くの高専では、夏休みや冬休みも寮費がかかります
寮の設備維持や管理費が発生するためです。(食費や光熱費などはかからない)
一部の高専では長期休暇中の寮費を減額または免除する場合があります。
寮を利用しない場合は、事前に学校に届け出る必要があることが多い。
詳しいことは、志望校の寮担当窓口に問い合わせましょう。
- 休み期間も寮費がかかるのが一般的(食事、光熱費除く)
- 一部では減額や免除制度がある
- 休み中の利用有無を学校に伝える必要がある
僕の母校では、長期連休になると1週間程度(夏休みは×2回)の「部活の寮合宿」をしていました!
寮合宿に参加する場合は、長期連休でもその期間の食費や光熱費を別途支払う必要があります。



長期連休中の「部活の寮合宿」については、別途記事をまとめます。
Q:インターネットやWi-Fiの費用はかかる?
A:多くの高専寮では、共用部や部屋にインターネット環境が整備されています
ただし、費用の扱いは学校ごとに異なります。
- 寮費に通信費が含まれていて無料で使える場合
- 年間使用料として別途支払いが必要な場合
- 個人で回線を契約する必要がある場合
動画視聴やオンライン授業に支障がないかも、確認が必要。
詳細は志望校の寮案内でチェックしましょう。
- 無料のところもあれば有料のところもある
- 年間通信料として徴収されるケースもある
- 通信速度や接続安定性も事前に確認しておくと安心
Q:食事を食べない日があっても食費はかかる?
A:多くの高専寮では、食費は定額制で毎月支払う仕組みになっています
実際に食べなかった日があっても基本的には返金されません。
長期不在や病気による欠食が事前に申請されていれば、一部返金の対象になることもあります。
また、学校行事や長期休暇中の欠食分は日割りで精算される場合もあります。
詳しい運用は、各高専の寮のルールで異なるため、事前に確認しておくと安心です。
- 食費は定額制が基本
- 食べなかった日も原則返金なし
- 申請すれば返金対象になる場合もある
- 詳細は寮の案内や規則を確認



部活の遠征や長期の帰省などで、事前に食べられないことがわかっていれば返金の申請ができます。
昔は紙申請でしたが、今はWebでの申請になってます!
事情により給食を希望しない場合は、その期間が始まる3日前(24:00)までにWEBによる欠食申請をしてください。なお、欠食が連続3食以上あった場合に限り、翌月の給食費と相殺されます。
佐世保高専ホームページより引用
Q:学校外でアルバイトして寮費に充てることはできる?
A:高専では学業を優先するため、アルバイトは制限されています
特に1~2年生は寮生活や授業に慣れる期間のため、禁止されている場合が多い。
ただし、以下のようなケースでは許可されることもあります。
- 経済的な事情があり、学校に相談のうえ許可を得た場合
- 長期休暇中の短期アルバイトで、寮外での勤務を希望する場合
アルバイトを希望する場合は、必ず事前に学校に相談して許可を得るようにしましょう。
無断で行うと、指導や退寮の対象になることもあるため注意が必要です。
- 原則アルバイトは制限されている
- 経済的事情などで許可されるケースもある
- 事前に学校の許可を得ることが必須



3年生以上の高学年になると、アルバイトをしている同級生もいました。
まずは学業優先ですが、社会勉強として許可をとってやってみるのもあり!
Q:寮生の中で、節約のために工夫していることはある?
A:寮費以外の出費を抑える工夫をしている寮生は多くいます
節約意識の高い学生は、以下のような工夫をしています。
- 飲み物は自販機で買わず、マイボトルに水やお茶を入れて持ち歩く
- 日用品や文房具は、100円ショップや通販でまとめ買い
- 不要な外食を減らし、寮の食事をしっかり利用する
- 友人と共有できるもの(洗剤や掃除道具など)は共同で購入
- アルバイトを控えている分、出費を「見える化」して管理
こうした小さな工夫を積み重ねることで、毎月の出費にメリハリをつけている寮生も多くいます。
- 自販機を使わずマイボトルで節約
- 生活用品はまとめ買いでコスト削減
- 寮の食事をしっかり活用して外食を減らす
- 共有できるものは仲間と分担して購入



僕も寮生の時は寮の食事を食べて、お茶をタンブラーで作って飲むなどして、節約をしていました!



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