
本サイトの管理人で、高専卒業生のマーティーです。
このページでは高専寮で副寮長を務めた僕が「高専寮の疑問について、Q&A形式」で回答します!
高専寮の部屋や設備について、入寮前に知りたいあなたへ!



「高専って何?」という方はこちらから👇
本記事は、下記の目次に沿ってQ&Aのかたちで構成しています。
知りたい項目がありましたら、目次をクリックしてお読みください。
また、項目によってはより詳細な説明をまとめたリンクを付けていますので、必要に応じてリンク先もご確認ください。
高専寮の「生活・ルール」についてのQ&A



ここでは、「生活・ルール」についてのQ&Aについて解説します!
様々な角度から質問を考えてはいますが、「知りたいことが載っていない」「こんなことも解説してほしい」など、要望がありましたら下記の「お問い合わせフォーム」ご連絡ください。
Q:いつ帰省できるの?
A:休日の前日から土日祝は帰省できます
多くの高専は、週末(金・土・日・祝)で帰省できます。
平日に帰省・外泊したい場合、事情によっては許可されます。
実家が近い場合は、休日や放課後に帰宅し、夜の点呼までに戻ることも可能です。
各寮の外出や外泊のルールを守って計画しましょう!
- 帰省は可能だが、必要に応じて申請を!
- 外泊には寮のルールがある



僕は週末も部活漬けだったので、帰省は長期連休くらい。
実家が近い友人は、よく帰省してました。
Q:毎日のスケジュールは決まっている?
A:ある程度の生活スケジュールが決められています
寮での生活リズムや勉強習慣を整えるため、以下のルールがある寮が多いです。
- 朝の点呼…起きていることの確認
- 夜の点呼…帰寮していることの確認
- 夜の静粛時間…勉強の習慣化のため(2時間程度)
- 消灯時間…生活リズムを整えるため
朝の点呼前、夜の点呼後は寮外への外出は禁止されていることが多い。
☞研究などで時間外外出が必要な時は申請する!
ルールではないですが、以下の時間も時間管理の要因です。
- 食堂の開錠時間
- お風呂の開錠時間
- 基本的な生活時間は寮で決まっている
- 点呼や勉強の時間、消灯時間などのルールが設定されている
- 食事時間やお風呂の時間も決まっている
制約がたくさんあるように感じるかもしれませんが、その他の時間は自由に過ごせるため、慣れると縛りはあまり感じません。
放課後や休日の自由時間には、同級生で集まって過ごしていました。



僕の場合、その他の時間は「授業」と「部活動」をしていました!
通学時間がほとんどないので快適です!
Q:休日の過ごし方に制限はある?
A:高専寮では、休日の過ごし方にも一定のルールがあります
平日同様に朝夜の点呼や静粛時間、消灯時間などのルールががあります。
食堂やお風呂の時間も、平日と同様に決められています。
低学年(1、2年生)は外出時に届け出が必要な寮もあります。
外泊時は、学年関係なく届け出が必要です。
- 点呼に合わせて門限があるため時間管理が必要
- 外出や外泊には届出が必要な場合がある
- 学年によって自由度が変わる場合がある



授業もない休日は、朝の点呼後から夜の点呼まで自由に過ごすことができます!
Q:食事はどこで、どのようにでるの?
A:寮内の食堂で食事が提供されます
食事の形式やルールは以下のようになっていることが多いです。
- 食堂は寮に併設されていて、決められた時間に開いている
- メニューは日替わりで、栄養バランスを考えたもの
- 自分で配膳する「セルフ方式」のところが多い
- 3食提供がある場合は、寮生は昼休みに帰寮して昼食をとる
食事時間を過ぎると食べられないことがあるため、生活リズムを整えることが大切です。
- セルフ方式や食券方式などスタイルはいろいろ
- 栄養バランスのとれた日替わりメニューが多い
母校の寮食メニューが載っていたので、参考にリンクを紹介します。



母校の食堂では、A/Bの2種類から選択することができました!
Q:食事を抜いたり、自分で用意することは可能?
A:事情に応じて食事を抜いたり自分で用意することは可能です
いくつかの注意点があります。
- 体調不良や予定がある場合は、食事を取らなくても問題なし。
- 外食もできるが、門限や外出届に注意が必要。
- 食べなかった分の食費は原則返金されません
どうしても寮食が合わない場合、一部キャンセルや代替手段について、学校に相談してみましょう!
- 食事を抜くことはできるが原則返金はない
- 外食は可能だが外出ルールに注意
- 自炊はできない寮が多いので確認が必要



高学年になると、時間を自由に使うために休日の昼を外食にするなどして過ごすこともありました!
食事を抜いた場合の返金ルールについて、母校のホームページでは下記記載がありました。
事情により給食を希望しない場合は、その期間が始まる3日前(24:00)までにWEBによる欠食申請をしてください。なお、欠食が連続3食以上あった場合に限り、翌月の給食費と相殺されます。
佐世保高専ホームページより引用
Q:洗濯はどこで、どうやってするの?
A:共用の洗濯機を使って自分で洗濯します
寮によって設備や利用ルールは異なりますが、以下が一般的です。
- 洗濯機や乾燥機は共用で、洗濯室や各フロアに設置されている
- 無料の寮と有料(100~200円/回)の寮がある
(乾燥機だけ有料という寮もある) - 洗剤や洗濯ネット、洗濯カゴなどの必要なものは個人で用意する
- 使用時間は早朝~夜までで、深夜利用は禁止されている場合がある



干す場所はベランダなどの共有スペースもありましたが、僕は居室内に洗濯ロープを張って干してました!
- 洗濯は共用の洗濯室でセルフで行う
- 洗剤などは自分で用意する必要あり
- 使用ルールや時間を守ってトラブル防止
Q:寮内でアルバイトはできる?
A:寮内でアルバイトをする機会はほとんどありません
一部の寮では次のような学内・寮内手伝いのような制度があります。
- 寮内の清掃や共用設備の管理を行う「寮務手当付き当番」
- 寮生会の運営補助や、物品管理などの役割
- 学校内の実験補助や技術補佐のような仕事(高学年)
これらは「活動に対する報酬」として、わずかな手当が支給される程度。許可や申請手続きが不要な場合もあります。
- 寮内での本格的なアルバイトは基本的にできない
- 寮務手当や学内の補助活動で少額の手当が出ることがある
- 学業優先のため、あくまで補助的な位置づけ



母校では、寮内や学内でのアルバイトはありませんでした!
Q:スマホやパソコンの利用制限はある?
A:スマホやパソコンの使用に一定のルールがあります
学業や生活リズムを乱さないために、制限が設けられている寮があります。
- 消灯時間以降は使用禁止
- 共用部での使用はマナーを守ることが求められる
- ゲームや動画視聴が過剰な場合は注意されることがある
トラブル防止のため、フィルタリング設定がされている寮もあります。
- 使用ルールは学年や寮によって異なる
- 消灯後や過度な使用には制限がある
- トラブル防止のため制限や監視がある場合も
Q:飲み物やお菓子の持ち込みは自由?
A:飲み物やお菓子の持ち込みは自由です
持ち込みの量や保管方法など、マナーはあります。
- 部屋での食べすぎやゴミの放置には注意が必要
- 共有スペースでの飲食を禁止している寮もある
- においが強い食品や腐りやすい物の持ち込みは控えるのがマナー
お菓子や飲み物は友人との交流にも役立ちますが、周囲に迷惑をかけないよう注意することが大切です。
- 基本的に持ち込みは自由
- 食べすぎやゴミの管理には注意
- 共有スペースの飲食はルールを確認



寮時代は近くのスーパーでお菓子やジュースを買い込んだり、親に仕送りで送ってもらったりしていました!
僕が通っていた頃は、共用でも冷蔵庫はなかった!
(クーラーボックスに大量の氷を入れて冷やしてました…)
今の暑さでそれは大丈夫なのか……
最新の寮事情を聞いて更新します!
Q:寮に宅配便や郵便物は届く?
A:宅配便や郵便物を受け取ることができます
受け取り方法や保管場所は寮ごとに異なります。
- 宅配便や郵便物は寮事務所や共用ポストなどに届きます。
- 受け取りにはサインや学生証の提示が必要な場合もあります。
寮によっては「本人が在室時のみ受け取り可」としているところもあるので注意が必要。
事前にどのように届くか確認しておくと安心です。
- 郵便・宅配は基本的に受け取り可能
- 受け取り方法は寮ごとにルールあり
- 冷蔵・大型荷物は制限されることもある



今は宅配物が届くとスマホに通知してくれるサービスもあるので、受け取り忘れなどなくて便利ですね!
Q:病気やけがをしたときの対応は?
A:症状を伝えると、保健室や病院の受診など適切に案内されます
体調不良になったときは、以下のように対応されることが一般的です。
- 寮事務や宿直の先生に連絡して状況を伝える
- 必要に応じて、保健室や病院を受診
- 病院に行く場合、症状によって寮の職員が付き添うこともある
- 感染症の場合は、別室隔離や自宅療養となることもある
学校や寮によっては、保護者への連絡ルールも決められています。
- 寮事務や宿直の先生などにまず連絡する
- 状況に応じて病院受診や保護者連絡が行われる
- 感染症時は別室対応や帰省が必要なこともある



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