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高専の受験を考えている中学生へ
- 高専に入りたいけど、学力入試ってどんな問題が出るんだろう?
- 過去問を解いてみたけど、普通高校の問題集と全然違って戸惑っている……
- 学校の先生に聞いても、高専入試の詳しい対策方法がわからない……
このような悩みを抱えている高専受験生が多いのではないでしょうか?
高専の学力入試は、一般的な私立高校や公立高校とは傾向が大きく異なります。特に数学や理科は論理的思考力や応用力が問われるのが特徴です。マークシート形式という独特の解答方法にも、戸惑う受験生は少なくありません。
僕は中学2年生の秋から高専を目指し、学力入試を受けました。受験生として、高専入試の独特の雰囲気を肌で感じ、戸惑いながらも合格を勝ち取った経験があります。この記事では、高専の学力入試を突破するために必要な「過去問を徹底的に活用した勉強法」を具体的に解説します。
この記事を読めば、「高専の学力入試がどのようなものなのか」、「合格に向けて何をすべきなのか」が明確になります。高専の学力入試に合わせた勉強法を実践することで、志望する高専への合格がぐっと近づくでしょう。一緒に高専合格への第一歩を踏み出しましょう!
国立高専の入試とは?「推薦入試」と「学力入試」に分かれる!
国立高専の入試は、「推薦入試」と「学力入試」の2種類に分かれます。
推薦入試は、主に日頃の努力が評価される入試形式です。詳細は各高専で異なりますが、全学年の成績(評定)や部活動、生徒会活動などの普段の実績が重視されます。そこに面接や小論文などの結果を加味して合否が決定されます。推薦入試は、中学校で真面目に学習や活動に取り組んできた生徒に有利な入試方法です。
一方で学力入試は、主に筆記試験の結果で合否が決まる入試形式です。「国語」「英語」「数学」「理科」「英語」の5教科の学力が問われます。(一部の高専では、4科目しか実施されない場合や傾斜配点を採用している場合もあります。)学力入試に挑む際は、過去問を活用して出題傾向や問題形式を把握することが重要です。
国立高専の入試には、大きく分けて2つの形式がありますが、志望の高専によって内容や評価方法に違いがあります。どちらの入試方法を選ぶ場合も、必ず志望校の募集要項を確認し、自分の強みを活かせる方法で挑戦しましょう。
国立高専の推薦入試制度
国立高専の推薦入試は、中学校の成績や学校生活での実績が重視される入試制度です。ここで、国立高専の推薦入試のメリット、デメリットについて簡単にご紹介します。
《国立高専の推薦入試のメリット》
- 学力試験が課されない場合が多い。
☞普段の学業や部活動、生徒会活動に熱心に取り組んだ実績が評価対象になる! - 学力入試や他の高校と比べて、進路決定が早い。
☞受験勉強からの早期解放!落ちても次があるという気持ちで気楽に挑もう!
《国立高専の推薦入試のデメリット》
- 出願資格が厳しく、受けられない場合がある。
☞評定が足りずに受けられない……そうならないように普段から中学校のテストなどを頑張ろう! - 推薦入試に落ちた後、学力入試に向けて切替えができない。
☞推薦入試は「受かったらラッキー」くらいの気持ちで挑もう!
推薦入試は、中学校から提出される調査書だけで選考されるものではありません。面接や小論文などの中で、人間性やコミュニケーション能力も含めて総合的に評価されます。推薦入試では特に、日頃から真面目に授業に取り組み、学校生活を充実させておくことが重要です。
推薦入試と学力入試の違いについて、詳しく知りたい人は下記記事も参考にしてください。
推薦入試に落ちた場合、学力入試に進むことになります。推薦入試の合格発表後から勉強しても遅いため、本気で高専に進学したい人は、学力入試の勉強も平行して行いましょう!
国立高専の学力入試制度
国立高専の学力入試は、主に筆記試験で合否が決まる選抜方法です。全国の国立高専が、同一試験日に同一問題で学力入試を行います。「数学」「理科」「英語」の3科目は、学校によって「傾斜配点」が採用されている場合があります。傾斜配点の科目で高得点を取ることが、合格への近道になるでしょう。
高専は理工系の学校ということもあり、「数学」と「理科」の難易度が高い点も特徴です。傾斜配点の有無に関わらず、数学と理科は問題傾向の把握が欠かせません。また、学力入試ではマークシート形式の解答に慣れておくことも非常に重要です。
国立高専の問題傾向やマークシート方式への慣れには、過去問の徹底活用が不可欠です。自分の弱点も明確になるため、より効率的なに対策を立てることができるでしょう。過去問を制することで、更に合格に近づくことができます。
学力入試では、内申点も加味される学校が多いですが、筆記試験の点数がより重要になります。計画的に勉強を進め、特に傾斜配点のある科目を重点的に対策しましょう。 日々の努力が、合格という結果に繋がります。
ここからは、「国立高専の学力入試に向けた勉強法」について、詳しく解説します。
国立高専の学力入試に向けた対策
国立高専の学力入試対策は、過去問などの実際の出題形式の問題を活用するのが最も効果的な対策です。
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必ず、志望校が傾斜配点を採用してるかを確認しましょう!
全国の国立高専は問題が共通でも、学校によっては特定の科目の配点を高くする「傾斜配点」が設定されている場合があります。傾斜配点が設定されている科目にのみ、特定の倍率(1.5倍や2倍など)をかけて基準とする仕組みです。そのため、合格するためには、配点の高い科目で高得点を取ることがより重要となります。
傾斜配点があるかの確認は、必ず志望校の募集要項や入試ガイドをチェックしましょう。 この情報を確認せずに勉強を進めてしまうと、的外れな試験対策をしてしまう可能性もあります。
《国立高専の学力入試対策》
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過去問で問題傾向に慣れる
高専の学力入試は、一般の高校のものとは全く異なります。合格するには、過去問で問題傾向や出題テーマを把握し、慣れることが必要不可欠です。特に「数学」と「理科」には、より高いレベルの応用力が求めれます。
入試の直前に、練習としてだけ活用すると危険です。受験勉強の初期段階で必ず過去問を活用して、問題の難易度や出題テーマを把握して学習に取り組みましょう。
過去問でマークシート形式の試験に慣れる
国立高専の学力入試では、マークシート形式で解答します。マークシート形式の試験は、解答方法に慣れておくことが非常に重要です。マークを塗りつぶすという作業は、思った以上に時間を取られます。また、ずれた場所にマークしてしまうミスを防ぐためにも、練習が必要です。
過去問を解く際は、必ずマークシートを準備し、本番と同じように解答する練習をしましょう。解答方法に慣れることが得点アップにつながります。
過去問を繰り返し解き、時間配分を考える
高専入試の合否は、時間配分が左右します。本番で焦らないためにも、過去問を解く際は必ず時間を測りましょう。
高専の学力入試は、問題数が多く難易度も高いため、時間内に解き終えることが簡単ではありません。どの問題にどれだけの時間をかけるか、戦略を立てることが非常に重要です。
時間を測って過去問を解くことで、本番を想定したより実践的な練習になります。解けなかった問題や時間がかかりすぎた問題を見直し、自分なりの時間配分を体に染み込ませましょう。
間違えた問題を理屈がわかるまで深掘りする
過去問を解いて間違えた問題は、理屈がわかるまで徹底的に深掘りすることが重要です。ただ解答を暗記するだけでは、同じような問題が出題されたときに対応できません。なぜ間違えたのか、どうすれば正解できたのかを深く考えることで、応用力が身につきます。
特に「数学」と「理科」については難易度が高く、応用力を問う問題が出題されます。苦手な問題を無くすよう、理屈を考えて深掘りしましょう。
高専模試を受ける!
過去問での学習後は、高専模試を受けてみましょう。本番に近い環境で、自分の実力を測る絶好の機会です。模試は過去問と異なり、新作問題が出題されます。自分の応用力がどれくらい通用するかを正確に把握し、本番さながらの緊張感も体験できます。
模試を受けた後は、必ず結果を分析してください。結果から、科目ごとの得意・不得意や分野別の正答率がわかります。このデータを活用することで、今後の勉強でどこに重点を置くべきかが見えてきます。模試は、ただ受けるだけでなく、結果をいかに活かすかが重要です。
このように、高専の学力入試対策は、実際の出題形式の問題を徹底的に解くことで、出題傾向や形式に慣れることが重要です。過去問や高専模試を最大限に活用し、効率的に合格を目指しましょう。
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受験に向けて、出来るだけ早く動いた方がいいのは当たり前です。特に高専受験を考えている受験生は、他の高校受験生よりも意識して早める必要があります。その理由を3点挙げます。
高専受験の勉強を早くしなければならない理由
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高専入試は他の高校よりもスケジュールが早い
高専の入試は、一般的な高校入試よりも早い時期に行われるのが特徴です。公立高校の入試が2月下旬~3月上旬に行われるのに対し、高専の推薦入試は1月上旬、学力入試は2月上旬に実施されます。高専を受験する場合は特に、他の受験生よりも早く準備を始める必要があります。
高専入試のスケジュールが早いからこそ、夏休みや冬休みといった長期休暇を有効活用することが重要です。長期休暇を利用して、苦手な科目の克服や、過去問を使った実力アップに取り組みましょう。早期から計画的に勉強を進めることで、焦らずに受験本番を迎えられます。

僕も夏休みと冬休みには塾に通って集中的に高専受験向けの勉強をしました!
「数学」と「理科」は求められるレベルが一段違う!
高専の入試問題は特に数学や理科の難易度が高く設定されています。この2科目は、基礎知識の暗記だけでは高得点を狙えません。基礎を理解したうえで、応用問題や思考力を問う問題を解く力まで対策する必要があります。早めにスタートすれば基礎を固める時間を確保しつつ、高難易度の問題を解く力を身に付けることができます。
中学1年生や2年生のうちから、日々の授業を大切にし、定期テストで高得点を目指すことが大切です。そうすることで、中学3年生になったとき、スムーズに受験勉強へ移行できます。
応用問題が大事とはいっても、前提となる基礎を固めることは必要不可欠です。 基礎が固まってから、過去問や問題集を解いて、応用力と実践力を養いましょう。特に、過去問を解くことで、高専ならではの独特な出題傾向や形式に慣れることができます。



理数科目は得意だったので、そこをさらに伸ばす勉強をしました!
推薦選抜だけでなく学力選抜でも1年生から評定が重要
高専の入試では、推薦選抜だけでなく学力選抜でも高い評定が重要です。多くの高専では、学力選抜の合否判定に内申点(中学校の成績)が加味されます。高専によっては、1~3年生全てを加味したり、各学年の比率を変えたり、数学や理科などの特定の教科に倍率をかけたりします。
中学1年生から良い成績を維持するには、日々の授業や定期テストを真剣に取り組むことが必要です。授業内容をしっかり理解し、定期テストで確実に点数を取ることで内申点を高く保つことができます。合わせて、日々の学習で基礎固めができる点も大きなメリットです。
高専の入試は、「高専を受験する!」と決めたときから意識的に早めの準備をすることが成功の鍵です。今すぐにでも計画的に勉強を始め、ライバルに差をつけましょう!
入試直前は優先順位を決めて勉強!
入試直前は、限られた時間の中で効率的に勉強を進めることが求められます。入試直前にすべての科目を網羅的に勉強することは不可能です。優先順位を付けて、計画的に学習しましょう。
入試直前に優先すべきこと!
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傾斜配点がつく科目に力を入れて勉強をする
高専の入試では、理科や数学、英語で傾斜配点を採用している学校があります。
傾斜配点とは、特定の科目の得点に重みをかける評価方法のことです。一部の高専では、理科・数学・英語に1.5倍や2倍の重み付けをすることで、理系分野に必要な基礎力を重視しています。
傾斜配点を採用している高専を受験する場合は、入試直前はその科目に特に力を入れましょう。傾斜配点がつく科目を重点的に勉強することで、効率的に入試の評価点を上げることができます。
志望校が傾斜配点を採用しているか確認する場合は、必ず志望校の学生募集要項をチェックしましょう。自分の学習時間をどの科目にどれくらい配分するべきかが明確になります。
暗記科目に力を入れて勉強をする
特に社会や理科の知識問題、英語の単語や文法などの暗記分野は、直前に詰め込むことで得点アップにつながります。
効率的に暗記を進めるには、フラッシュカードや音声教材を活用するのがおすすめです。これらを活用することで、通学時間やちょっとしたスキマ時間も勉強に使えます。定期的に復習することで、覚えた知識を確実に定着させられます。
入試直前は効率的に暗記を進めて、本番で確実に点数を稼ぎましょう。
入試直前は体調管理の方が大切!
入試直前は、体調管理が何よりも重要です。どんなに完璧に勉強しても、直前に体調を崩してしまっては実力を発揮できません。試験当日に頭が回らず、簡単な問題でさえ解けなくなってしまう可能性があります。万全の体調で試験に臨むことが、合格への第一歩です。
体調管理をするには、十分な睡眠と栄養バランスの取れた食事が不可欠です。「徹夜で勉強した方が合格できる」という考えは捨てましょう。また、適度な運動を取り入れたり、好きな音楽を聴いたりして、ストレスを溜めないことも大切です。
入試直前は優先順位を決めて勉強することで、効率的に評価点を上げることができます。また、勉強よりも体調管理を優先して、ベストなコンディションで本番を迎えるようにしましょう!
国立高専の学力入試に向けた勉強方法まとめ
高専合格を目指す皆さんへ、この記事では国立高専の学力入試に特化した勉強法を解説しました。
高専入試は一般的な高校入試と大きく傾向が異なります。特に理数科目は高度な思考力や応用力が問われ、マークシート形式という独特な解答方式にも慣れが必要です。
《高専合格へのロードマップ》
1. 早期対策
高専入試は普通高校より試験日程が早いため、夏休みや冬休みといった長期休暇を有効活用し、計画的に勉強を始めましょう。
2. 過去問の徹底活用
過去問を解くことで、出題傾向や形式に慣れることが最も効果的な対策です。本番と同じように時間を測り、マークシートを使って解答する練習をすることで、時間配分を体に染み込ませましょう。
3. 弱点の深掘り
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを徹底的に分析し、理屈がわかるまで深掘りすることが大切です。特に難易度の高い数学や理科の問題で応用力を身につけるためには、このプロセスが欠かせません。
4. 模試で実力把握
過去問で対策を積んだ後は、高専模試を受けてみましょう。本番さながらの環境で新作問題を解くことで、自分の実力を正確に把握し、弱点を洗い出せます。
《傾斜配点と内申点》
高専によっては、特定の科目の得点に重みをかける傾斜配点が採用されている場合があります。志望校の募集要項を必ず確認し、配点の高い科目を重点的に対策することで、効率的に合格に近づくでしょう。
学力入試でも内申点(中学校の成績)が加味される場合がほとんどです。日々の授業や定期テストに真剣に取り組み、内申点を高く維持することが合格への大きなアドバンテージとなります。
高専合格という目標に向けて、高専を受験すると決めたら、できることを一つずつ確実に実行していきましょう!
- 今の自分は基礎固めが必要なのか、応用力を付けるべきかわからない……
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