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高専への進学を控えているあなたへ!
- 高専は寮があるけど、どんなところなんだろう?
- 自宅通学もできる距離だけど、寮には入った方がいい?
- 15歳で親元を離れるのってどうなの?
自宅と高専が遠くて「寮生活」しか選択肢がない場合を除き、「自宅通学」とどちらを選ぶべきか迷ってしまうものです。
高専への進学で寮に入るかの選択は、在学中の生活スタイルや学びの質に大きく影響します。後悔のない選択のために、「寮生活」と「自宅通学」のメリット/デメリットを理解することが重要です。
僕は高専の5年間を寮で暮らし、5年次には副寮長を半年間務めました。在学時は自宅通学の同級生に話を聞いたり、泊りに行かせてもらったりと、自宅通学についても状況を聞いていました。
この記事では、「勉強」「生活」「交流」の視点で寮生活と自宅通学を比較!経験を踏まえ、それぞれのメリット・デメリットについて解説します。
高専での新生活をどのようにスタートするか悩んでいる方にとって、どちらがベストな選択になるのか。そのために必要な情報を整理し、一緒に考えてみましょう!
寮生活と自宅通学を比較した結論は、寮に入るメリットの方が大きいということ!寮生活に挑戦した結果、無理だと感じた場合は、週末だけ自宅で過ごしたり、早々に退寮して自宅通学にするという選択もできます。入学時は飛び込んでみることがおすすめです。
寮生活と自宅通学の選択肢
寮生活と自宅通学、どちらを選ぶべきか迷う人は多いです。それぞれにメリット・デメリットがあり、どちらが正解とは言い切れません。大切なのは、自分にとってどちらが合っているかを考えることです。
高専は全国に58校しかなく、遠方から入学する学生も多いため、寮が設置されているところがほとんどです。昔は全寮制だった学校もありますが、現在は希望制が一般的です。自宅が近い場合は、無理に寮へ入る必要はありません。
自宅が遠方の場合は、寮生活を選択せざるを得ないケースもあります。この場合でも、「入寮するか」ではなく、どう向き合うかが大切になります。一方で、自宅から通える距離なら「寮か自宅か」を自分で選ぶことになります。
選択のポイントは、通学距離だけではありません。次のようなことも、よく考える必要があります。
- 家庭のサポートをどれだけ受けたいか
- 自分で生活する力を身につけたいか
- 勉強や部活をどう取り組みたいか
- 人との交流にどれくらい積極的か
どちらが良いかは、自分のライフスタイルや価値観に合わせて決めるのが一番。例えば、友達と切磋琢磨したいなら寮生活、家庭のサポートを重視するなら自宅通学がおすすめです。自分に合った選択をするために、情報をしっかり集めましょう。
この記事では、寮生活と自宅通学を比較したときのメリット/デメリットについてまとめています。「寮生活」単独で見たときのメリット/デメリットについては、下記記事でも解説しています👇
高専での寮生活のメリット・デメリット
早速、高専での自宅通学と比較した場合の、寮生活のメリット・デメリットを解説します。
◆自宅通学と比較!
《寮生活のメリット》
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《寮生活のデメリット》
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高専の寮生活は、多くの学びと出会いを提供します。ただし、環境の変化にどれだけ適応できるかが大きなポイントです。自分が何を優先したいのかを明確にした上で、入寮の可否を検討しましょう。
高専における寮生活は、デメリットと感じる面もありますが、「高専の寮でしか経験できない」貴重なものになる可能性があります!
自宅通学と比較!寮生活のメリット
寮生活には、自宅通学にはない魅力的なメリットがあります。
寮生活は学生生活をより豊かにする多くの機会を与えてくれます。教育だけでなく、人間関係の構築や独立心を育むことができるため、入寮に抵抗がない学生や保護者には、自宅が近い場合でも希望してみることがおすすめです。
勉強やレポートについて同級生や先輩にすぐに質問できる
自宅通学と比べたときに、寮生活で感じた最大のメリットは、勉強をすぐに質問できる環境です。同級生や先輩がすぐ近くにいることは、大きな支えになります。
高専の授業は専門的な内容が多く、学校外での学習支援はほとんどありません。塾に通う選択肢も少ないため、わからないことを自力で解決するのは大変です。
そんな中、寮には同じ授業や実験を受けている同級生や、すでに経験している先輩がたくさんいます!
- ちょっとここがわからない……
- このレポートの書き方で合ってるかな?
このように勉強やレポートでつまずいたときに、すぐに相談できるのは心強いです。寮生活には、仲間と支え合いながら学べる環境があります。
《体験談》
僕が在学していた頃、勉強が得意な同級生の部屋で「勉強会」が開かれていました。入学当初の成績はあまりよくなく、僕にとっては本当にありがたい場です。特にテスト前は、何度も助けてもらった記憶があります。レポートの提出についても同じです。
高学年になると、授業内容は一気に難しくなります。そんなとき、寮にいることで先輩に質問できたのは心強かったです。過去問をもらって対策したことも、成績が上がった要因になりました。今振り返っても、あの環境がなければ卒業できなかったかもしれません。
人間関係やコミュニケーションスキルが宝物に!
高専の寮では、学年・学科・部活動が異なる学生と共同生活を送ります。普段なら関わらない相手とも、自然と交流が生まれる環境です。性格や考え方が違う人たちと過ごすことで、人間関係の築き方や伝え方のコツが身についていきます。
寮で得た人とのつながりや対話力は、将来もずっと役立ちます。実際に、社会に出てから「寮での経験が活きた」と話す先輩も多くいます。共同生活で培った力は、一生モノの財産になる可能性があります。
《体験談》
寮生活では、自分の学科以外の同級生と関わる機会が多くありました。さらに、寮生会の活動を通じて、先輩や後輩とも自然に交流が生まれていきます。毎日顔を合わせるからこそ、クラスや学年を超えたつながりが築かれていきました。
今でも、寮で仲良くなった先輩や後輩とは飲みに行くことがあります。進路の話や仕事の近況を語り合える関係が続いているのは、本当に貴重です。高専時代にできた人間関係は、卒業後も色あせることがありません。
寮生活を通じて身についたコミュニケーション力は、社会に出てからも役立っています。実際に、就職先の会社でも寮に入りましたが、すぐに仲間ができました。今でも集まって遊ぶような友人に恵まれたのは、寮での経験のおかげだと思っています。
通学時間が短い分、時間を有効に使える
寮生活の大きな魅力は、通学時間がほぼかからないということです。授業や部活動が終わってから、すぐに自室へ戻れます。移動にかかる時間が少ないぶん、一日の使い方が大きく変わります。夕食を食べたあと、体育館での夜練や筋トレも可能でした。
部活・寮生会活動・勉強。どれも全力で取り組めるのは、時間のゆとりがあるからこそです。寮生活は、やりたいことに全力投球できる環境を与えてくれます。
《体験談》
部活に本気で打ち込みたいなら、寮生活は本当におすすめです。僕自身、寮と学校の距離が近かったことで、毎日の練習に全力で取り組むことができました。夜練や筋トレも、食事を済ませてから参加できるので効率的でした。「寮に入っていたからこそ、ここまで部活を頑張れた」と胸を張って言えます。
部活を引退してからも、寮と研究室を行き来する生活は非常に快適でした。卒業研究に集中できたのも、通学ストレスがなかったおかげです。
寮生活の環境は、学生生活を充実させたい人にとって大きな支えになります。
自宅通学と比較!寮生活のデメリット
寮生活には多くの魅力がある一方、自宅通学と比べると不便に感じる点も存在します。これから紹介する内容は、人によって受け取り方が異なるでしょう。実際に入寮してみると、意外と気にならないと感じることもあります。
個人のプライバシーが制限される
寮生活で感じやすいデメリットの一つが、プライバシーの制限です。特に1〜3年生は相部屋になることが多く、私生活の自由度が下がります。自宅で自室を持っていた人にとっては、落ち着ける時間が少なく感じるかもしれません。静かな空間で集中したい人にとっては、最初は戸惑うこともあるでしょう。
ただし、この環境を前向きにとらえる人も多くいます。僕自身は、仲間と過ごす時間に大きな価値を感じていました。そのため、プライバシーの制限は気になりませんでした。
「一人の時間」よりも、「仲間との時間」に重きを置ける人には、寮生活は向いています。
寮の規則に合わせて一定の自由が制限される
寮生活では、「自由に動ける時間」が限られることがあります。食事や入浴、点呼の時間があらかじめ決まっているためです。学校ごとに異なりますが、寮則が厳しい場合もあります。時間に縛られた生活に、最初は窮屈さを感じる人もいるでしょう。
自宅通学と比べると、自分のペースで行動しにくいのは確かです。自由に動きたいタイプの人にとっては、大きな違いになるかもしれません。ただし、こうした時間の枠があるからこそ、生活リズムが整いやすいという側面もあります。
自分で勉強をする意思が必要
もう一点のデメリットとして、寮生活には「勉強を促してくれる人」がいません。勉強時間の管理は、自分自身で行う必要があります。(高校生にもなれば自宅でも言われることは少ないかもしれませんが……)
「自学自習時間」が設けられている寮が多くありますが、強制されるわけではなく、やるかどうかは自分次第です。
寮には同級生や先輩がいるため、質問できる環境は整っています。しかし、勉強する意識が低ければ環境を活かすことはできません。誰かに言われて動くのではなく、自分の意志で机に向かう力が求められます。
自宅生と比べるとデメリットもあるが、メリットの方が大きいと感じた5年間でした!
寮生活のメリット・デメリットについては、下記記事で詳しくまとめています👇
自宅通学のメリット・デメリット
続いて、高専での寮生活と比較した場合の、自宅通学のメリット・デメリットを解説します。
◆寮生活と比較!
《自宅通学のメリット》
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《自宅通学のデメリット》
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寮生活同様、自宅通学にも一長一短あると言えます。特に高専では、寮生との交流有無や学校施設(図書館や研究室など)の利用が多くの学びを提供するので、自宅通学の可否は慎重に考えましょう。自分に合った通学スタイルを見つけることが重要です。
寮生と比較!自宅通学のメリット
自宅通学にももちろん多くのメリットがあります。特に学生にとって、通学の自由度や生活の快適さは大きな魅力になるでしょう。寮生との比較で言えば、自宅から学校に通うことで、居心地の良い環境を持ち続けられます。
自宅という慣れ親しんだ環境で生活を続けられる
自宅通学の最大の利点は、慣れた環境でそのまま生活できることです。進学による環境の変化が少なく、精神的な負担が軽減されます。引っ越しや新生活の準備も不要。高専入学の不安を最小限に抑えられるのは大きな魅力です。
中学時代と同じ部屋、同じ家族との生活が続くため、安心感があります。また、困ったときにはすぐに親のサポートも受けられる点も挙げられます。何事もなく自宅通学を始めると気づけないものですが、住み慣れた場所で、自分のペースで通学できる点は、寮生活にはないメリットです。
寮の規則に縛られないため、時間の使い方が自由!
自宅通学の魅力のひとつは、時間の使い方に自由があることです。点呼や入浴時間など、寮のルールに縛られることはありません。食事や入浴、勉強のタイミングも自分のペースで決められます。生活全体を自分でコントロールできるのは、大きなメリットです。
地元との繋がりを維持しやすい
自宅通学の場合は、中学校区内での生活が続くことが多くなります。そのため、地元との繋がりを保ちやすいのが特徴です。地元の友人と遊んだり、地元イベントに参加したりと、これまでの関係を維持しやすくなります。
僕は高専の寮に入ったあと、中学時代の友人との関係がほぼなくなりました。ただ、寮での新しい出会いには十分満足しています。地元との繋がりを重視するか、新しい環境を重視するか。この違いが、自宅通学か寮生活かを選ぶ判断材料になります。
寮生と比較!自宅通学のデメリット
自宅通学にも、寮生と比較するといくつかのデメリットがあります。
寮よりは遠いため、通学時間が長くなる
自宅通学の最大のデメリットは、通学に時間がかかることです。寮と比べると、どうしても移動時間が長くなります。
特に遠方から無理に通学を続けると、睡眠時間や勉強時間を削ることに。疲れがたまりやすく、授業や部活動にも支障が出る可能性があります。
通学時間が1時間以上かかる場合は特に注意が必要です。学業とのバランスを重視した選択が大切になります。遠距離からの自宅通学は、慎重に検討しましょう。
一人での勉強には限界がある
高専の学びは専門性が高く、自力での勉強には限界があります。特に学年が上がるにつれて、授業の難易度は一気に上がります。
自宅通学の友人は、テスト前になると教室で質問相手を探し回っていました。誰かにすぐ聞けない環境は、理解の遅れやストレスにもつながるのです。
一方、寮には同じ授業を受けた同級生や、経験のある先輩がいます。わからないところをすぐに質問できるのは、寮生活ならではの強みです。「わからない」を、すぐに解決できる環境があるかどうか。それは、高専生活での学びの質を大きく左右します。
友達との交流が少なくなりやすい
自宅通学の学生は、寮生と比べて交流の機会が少なくなりやすいです。食事や入浴、移動中など、常に誰かと顔を合わせる寮生活とは違い、学校外では一人の時間が中心になります。特に放課後は、自宅に直帰することが多くなりがちです。自然と友人との接点も減ってしまいます。
とはいえ、高専は5年間同じクラスで過ごすため、友達をつくるチャンスは十分にあります。授業や部活動を通じて、自然に交流は生まれていきます。寮と比べて接点が少ないだけで、人間関係が築けないわけではありません。
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でも、高専の受験となると不安が大きい……
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「一人暮らし」という第3の選択肢はある?
高専での生活においては、「寮生活」と「自宅通学」以外にもう一つ、「一人暮らし」という選択肢があります。一人暮らしの最大の魅力は、自由な生活ができることです。寮のルールや家族の都合に縛られず、自分のペースで過ごせます。誰にも気を遣わずに生活できる点に、憧れる人も多いです。
ただし、自由には責任が伴います。特に高専への進学直後はまだ15歳です。僕の回りでも、1年生から一人暮らしの同級生はいませんでした。15歳では原則アルバイトもできないため、生活費は親からの経済的支援が必要になります。そんな中、より生活費がかかる一人暮らしはなかなか選択できないでしょう。
また、自由とは言っても家事や雑務を自分で管理する必要があり、時間があっという間に過ぎてしまいます。僕の周辺では、高専の4年から一人暮らしを始める同級生が多くいました。4年生になると、一般的には大学生と同じ歳でバイトもできるため、金銭的にも精神的にも、自立しやすくなるタイミングです。
1~3年生は高校生と同じ、寮か自宅から通おう!
4年生からは大学生と同じ歳なので、一人暮らしも選択肢に!
高専の寮生活と自宅通学の比較まとめ
本ページでは、高専の寮生活と自宅通学を比較して、メリット・デメリットについてまとめました!
◆自宅通学と比較!
《寮生活のメリット》
《寮生活のデメリット》
◆寮生と比較!
《自宅通学のメリット》
《自宅通学のデメリット》
高専の寮生活と自宅通学にはそれぞれ魅力がありますが、どちらが自分に合うかは人によって異なります。どちらも一長一短があるので、しっかり比較して選びましょう!
入学時に一度自宅通学を選択すると、寮に入れないという場合もあります。(入学する高専に確認してみてください)。5年間の寮生活で、僕自身はとてもいい経験ができたと感じているので、寮生活に一度飛び込んでみることをおすすめします!
入寮すると15歳から親元を離れて生活することになるため、本人はもちろん、保護者の方も不安になるものです。その不安を、プロに相談して解消してみるのもいいでしょう。ナレッジスターでは、受験や勉強法以外にも、不安なことをなんでも相談できます。
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入寮した上で「寮生活はやっぱ無理だ―!」となった場合、週末は自宅で過ごしたり、早々に退寮して自宅通学に切替えたりとやれることはあります。入寮しない選択をする前に、何事も経験です!
高専を選ぶ上で参考になる記事はこちら👇

寮生活に不安がある方はこちら👇


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